11/4 ノリで谷川岳編
今年から山始めました!
今回記事を担当させていただきます、すずです。
初めて一人で放浪した御岳山、メインテーマがビアガーデンだった高尾山を除けば、今回が3回目の登山になります。
正直なところ、山のアレコレまだよくわかっていませんが…これから少しずつ身体で覚えていけたらなぁと。
さて、今回の行き先は谷川岳。初の鎖場です。出発前からもうすでにドキドキワクワク。
上里SAにて、リーダーから歩き方を教わり、駐車場の横でウロウロし始める4人…。
傍から見れば、夜の動物園みたいだったかも?
でもでも、この練習がかなり効果アリでした!
少し仮眠を取った後、いざ出発。
駐車場脇の紅葉がとても鮮やかでした。
西黒尾根ルートから、トマノ耳を目指します。
オキノ耳、一ノ倉、茂倉から天神尾根を下って天神平駅からロープウェイに乗る計画。
紅葉を愛でながら進みます。お天気も上々で、陽が上るにつれて、ドンドン暑くなってきました。
駐車場で教わった歩き方を実践してみると…今までと違って、息が上がりません!
これなら10時間コースでもいけるかも~なんて思いつつ、1時間半ほど歩くと、いよいよ鎖場に。
リーダーに3点確保のお手本を見せていただき、見よう見真似でチャレンジです。
背の低い私は、当然、手足も短く…普通の人だと余裕で届く足場でもギリギリだったりしましたが、焦らず、落ち着いて一手ずつ、一歩ずつ進んでいくと…やった!鎖場登れた!!
サングラスが必要なくらいの日射しで、みんな暑い暑いと言ってる中、リーダー1人涼しい顔です。
しかし、やはり山の天気は変わりやすい!
山頂のかなり手前から厚い雲が立ち込めてきて、下を振り返ると一面ガスで真っ白に…。
周囲の景色も紅葉から残雪に変わり、さっきまでとまるで別の山を登ってるみたいな感覚に陥ります。
ここでコースタイムから少し遅れていることが判明、一ノ倉まで行っても眺望は期待できなさそうなことも考え合わせ、トマノ&オキノ耳に挨拶して、一ノ倉と茂倉はカットして下山することに計画変更。
状況に合わせて臨機応変に判断することの大切さを教わりました。
さぁさぁ、そろそろお腹がすいてきました!
でもまだトマノ耳にも到達してない~ってことで、頑張って登ります。
すると少しご機嫌が直ったようで、また晴れ間が戻ってきました!
ガスも半分くらい消えて、視界が拡がります。いい感じ。
山頂付近はかなり、他の登山客で賑わってました。
西黒尾根ではあまり他のグループに出会わなかったので、みんな天神尾根から来たのかな?
そのまま勢いでオキノ耳へ。
この道のりが足元悪くてびしょびしょでした。
雪も結構残っていて、滑る滑る!
おっかなびっくりでオキノ耳に到着。
ここでまたお天気が目まぐるしく変わります。
座る場所も確保出来なさそうなので、両耳に早々に別れを告げて肩の小屋まで戻ってお昼ご飯に。
私はまだバーナー買ってないので、いつものおにぎりです。
康さんにコーヒーお裾分けしていただきました~美味しかった!
来年はまずバーナーを買おうと心に決めました!!
お昼を食べたばかりですが、帰りに育風堂でカツ丼を食べる計画発動したので、営業時間内に辿り着けるよう、下山開始。
生ハムも美味しいらしい!
隣で美味しい梅酒も買えるらしい!
そして反対側の隣では、これまた美味しいバームクーヘンが待ってるらしい!!
食いしん坊の私は俄然元気になり…リーダーと康さんに置いて行かれないように、いつもよりかなりスピードUP。
Masakoさんと関さんが後ろを守ってくれてます。
木の階段やちょっとした鎖場があったり、アップダウンもあったりで、なかなか変化に富んで楽しい下り道でしたが、ここもまたよく滑って怖かったです。
途中の熊穴沢避難小屋でMasakoさんと関さんを待ってる間に、田尻尾根への入り口を発見。
ロープウェイ使わずに下りるルートで、初心者は行かないように、とロープが張ってありました。
みんな揃って天神平到着♪
そういえば、集合写真撮ってなかった!
ここで慌ててパチリ。
ご丁寧にカメラ台とフレームが用意されてました。
ロープウェイからの紅葉もとても綺麗でした。
「紅葉どこどこ~?」
「ほら、あそこにあるよ~」
みんな揃って、あっち向いてホイの図。
時間的に、カツ丼とお土産タイムの後に温泉に寄ることになりました。
待望のカツ丼!
ボリュームもあって、期待通りに美味しかった!
食べながら、今回の登山は番外編かな~?という話になり。
いやいや、ノリでしょ。
え?番外編ではなくて、ノリ登山?
YES!
紅葉が見たいというMasakoさんにリーダーが乗っかり、リーダーと一緒に登りたかった関さんが乗っかり、一日あいたから1人で筑波山にでも行こうかなと思っていた私が乗っかり、あと一人行けるよ~ってことで康さんが乗っかり。
そんな訳で、ノリで谷川岳編であります。
温泉は鈴森の湯へ。
露天風呂が川に面していて、水の音がとても心地良かったです。
もうすっかり陽が落ちてましたが、日中なら紅葉に囲まれて、目にも耳にも肌にも、福がたくさん宿ったと思われ。
ちょうど一年前、天空のナイトクルージングで訪れた谷川岳。
まさかこんな形で再訪することになるとは思いもよりませんでしたが、新しい発見がいっぱいで、ホント乗っからせてもらってよかった!
下り道、オーバーペースで頑張りすぎたおかげで、翌日から盛大な筋肉痛に襲われてたりもしますが…それでも登る度に、どんどん山に魅了されていきます。
次はどんな山に会えるか、今からとても楽しみです。
●編集後記
新しく加入したすずさんが書いてくれました。
谷川岳は結構運がなかった場所なので、今回行けて良かったですね!
西黒尾根、急登として有名な場所ですので、是非いろんな人に行ってもらいたい場所でもあります。
今回も皆さまお疲れ様でした!
晴天縦走 - SEITEN JYUSO -
千葉北西部を中心とした山岳サークル
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