ある程度登山をすると気になってくるのが
荷物の重さ
です。
ちょっと荷物の重さとザックについての個人的な見解を記載します。
① UL(ウルトラライト)について
基本的に、極力余計なものを持たない
代用品は代用する、という無駄を省いた考え方の究極系
荷物が軽く、行動時疲れにくい、足への負担が少ない などのメリットがある反面
快適性などが無くなるのがデメリットと言えます。
ので、私的には 快適性を損なわない上で軽くする。が1番バランスが良いかと思っています。
例えば、ULだとシェラフは無し、テントはツェルトなどが多いですが、
私は過ごしにくくなるので、そこは削らなくていいもの かと思います。
あくまで、必要なものを必要なだけちょうどよく持つ。が1番バランスのいい装備だと考えます。
ここまでは、おおよその登山者がやっていること。
しかしながら、この先を少し考えてみると...
③ ザックの選定
荷物を軽くする となるとまず 重いものを軽くする事から始めますよね?
すると、1番始めに考えるのは ザックだと思います。
自分のザックは重すぎないか?もっと軽いものにできないか?....と
ここが落とし穴。
結果、ザックを軽くする方向にだけ向いてしまうと 小さく 余計なものをが無いコンパクトなザックになります。
一見理にかなっているように見えますが
さて、そのコンパクトなザックに可能な限り荷物を詰め込むと.....
フレームの弱いザックに似つかわしく無い重さのパッキングが出来上がります。
結果
余計疲れます。(大マジ)
僕自身の経験談ですw
肩が痛くなったり、背中が痛かったり、腰が痛かったりします。
もちろん、適量であればそんなことは起きません。
そもそも
みんな軽い方が良いのに、何故 かなり重いと揶揄されるザックがあるのか?
何か利点はあるのか?
僕自身、荷物は軽くした方がいいと思っています。 そこで重いザックを背負うことに何かメリットはあるのか? といろいろ考えました。
結果
荷物に適したものを。
という事になります。
重いザックな理由は 主に フレームがしっかりしている、生地が厚い がおおいのではないでしょうか
つまり、 それなりの重さに耐えられる。 という事
逆を言えば、軽いザックにはそれが無い。
つまり、重いものをを持つのに適さない。という事
容量とザックの快適に背負える重さの制限はかけ離れている という事
そりゃ、10kgが限度くらいのフレーム性能のものに20kg入れたら変形して 本来の性能を発揮しませんよね?
結果、何も考えず軽くするより
重さに適した作りのものの方が疲れにくいわけです。
皆さまはザックを選ぶ時、何を基準にしていますか?
容量、形、背負いやすさ、日帰りかテン泊か?
そこに
自分がどれくらいの重さを持つか。
どういう使い方をするか。
って考えを足してみて下さい。
晴天縦走 - SEITEN JYUSO -
千葉北西部を中心とした山岳サークル
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