【番外編】空木岳ー檜尾ー千畳敷 前編

お盆
かねてより計画してた空木岳

5年ほど前にたやまさんと木曽駒に来てから狙っていたものの、中々機会に恵まれなかった

今回みかさんを加えて3名で決行
(本当はもう一名いるはずだったけど)

諸々の手違いでルートが逆回りになる
(檜尾のテン場予約を間違えた
が、これはこれで結果オーライだったと
のちに知る事になる.....

駒ヶ根スキー場の駐車場よりスタート
余裕を見ているスケジュールだが早め行動だ。
もう、ずっと樹林帯が続く。
長い長い。
これ下山は心折れる。
しかも、避難小屋付近の水事情が不明な為最終水場から3時間弱水を荷上げしなくてはならない。 避難小屋前に沢があるが時期によっては枯れている可能性も高いだろう。

たやまさんは途中で水を捨てた。
ワイルドだ。
沢に水がなかったら上の山荘で買うしかなかった。
(結果、ちょこっと湧いてた)
水を汲んだ後の休憩でプラティパスに穴を開けてしまったたやまさん

小屋前の沢に賭ける。
しかし、すれ違う人の情報は切ないものだった。

いや、そっち通ってないです。
沢....枯れてたかなあ....

絶望のたやまさん
避難小屋
ちょっと手前の登山道にテントを張るスペースもあった。 小屋は6-7人程
満員になると辛そうなので、私とたやまさんはテントを選択。みかさんは避難小屋へ

さあ.....問題の沢は
あった! ちょっと出てる!
歓喜

ただ、ちょろちょろ湧いてる感じの溜水のような沢だ。 気になる人は辞めた方が良いだろう

僕らは気にせず飲んだ。
テントは快適
この日はこのままステイ。翌朝空木岳に向かい檜尾まで行く予定だ。

沢で体を洗ったりできたのはとても良かった。

夜は満天の星空と流れ星、天の川が見えた
翌朝、暗いうちから空木岳へ向かった。
日の出を山頂で見ようと思ったのだ

しかし、中央アルプスのコースタイム
絶対合ってないよね。
余裕を見ていたにも関わらず間に合わなそう
避難小屋から山頂への道は枯れた沢沿いだ
お花畑になっているので通る価値はあるかもしれない。
チングルマがこれでもかというくらい咲く
小屋前で日の出
僕は少し先に登っていったが間に合わなかった。山荘くらいでライジング

たまに振り返りながら進む
朝焼けが美しい
沢に水がなかったら昨日ここまでこなくては行けなかった。
恐ろしい。

良いところだ。アクセスは悪いが一度は来て頂きたい場所だ
山頂までもう少し、意外と長い
道は整備されていて歩きやすい
山頂に着く頃にはかなり登ってしまった。
はるか後方から歩いてくるたやまさんとみかさんを尻目に僕は
昨日知り合ったKさんと山頂でどら焼きを頬張る
(全く同じルートだったらしく、登っているうちに仲良くなりました)

山あるある
雲ひとつない空
これぞ晴天
山頂で写真を取り
2人と合流し、小休憩を取り木曽殿へむかう
今日の核心はこの先だ
いかにもな登山道になってきた
頼れるみかさんを先頭に楽をする

みかさんはなぜか常に右へ向かう
習性という感じだ

みぎさん!みかじゃない!左!

そんな感じだ
木曽殿へ到着
中々風情のある山荘だ

だが、小屋のオヤジは中々偏屈だった。
飲み物を買おうと声をかけると
「 今忙しい 」 といって暫く消えてしまった。
テラスでゆっくりしようとすると
「 掃除すっから、上行け 」
ーー 以降30分掃除は開始されていなかった

うん、これは噂になるわwww


続く

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